ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.10.6 22:51

コロナ禍じゃなくて「コロナ脳禍」

新宿の地下の食堂街、再開発か~。
コメント欄で教えてくれてありがとうございます。
それじゃあまた別の場所で…となればうれしいけど、
今のタイミングじゃあ、もう、よその場所に移って、

さあ新規オープンするぜ、という感じにならなそうだね…。
これを機に撤退&廃業の判断になったりするケースが
多そうに思えて、やっぱり前向きなムードがないことに、
これまた怒りがわいてしまう。

そして、新宿アルタ横の果物屋「百果園」は、ずいぶん前に
臨時休業の張り紙があったけど、まだシャッターが下りた
ままなのか~。

割り箸に挿した果物を買って、その場でほおばる人たちが
たむろしていたりする新宿駅東口の名物的な場所で、
年中縁日をやっているような状態だったけど、
なんでこんなことで閉めなきゃならないのか。

相当激しくめちゃくちゃムダなことをさせられていた
ということを、きちんと明らかにしなきゃいけないし、
日本人がそこに気づいてもっと怒らなきゃいけないと思う。
本当に。怒らなきゃ。まじで。

テレビを見ていると、
「世界的なコロナ・パンデミックだから仕方がない」
という雰囲気で
この状況を流して、勝手に納得している
キャスターやコメンテーター
ばかりだけど、違うから。

日本においては、「コロナ禍」ではなく、
「コロナ自粛禍」であり、
「コロナ恐怖症禍」であり、
「コロナ・インフォデミック禍」であり、
「コロナ脳禍」なんですよ。

誰も悪くないんだ、仕方ないんだということではない。
そして、この状態を作り出した人間、元凶がちゃんと
存在しているんだから。
怒りの源を見失ったらいけないよ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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